飛蚊症とは・・・

飛蚊症とは、視界のなかに黒い虫のようなものが飛んでみえる状態を言います。虫のような形や、糸くずのような形、輪のような形、と見え方はさまざまです。 近視のある方は若い年齢でも自覚することがありますが、多くは中年以降の方に多く見られます。

飛蚊症の原因

生理的なものと、病的なものがあります。 生理的なものは、加齢などが原因で、眼の中の硝子体が部分的に濁り、その影が網膜に映るためにおこります。

病的なものは、網膜裂孔や網膜剥離などがあります。 網膜裂孔とは、網膜の一部に穴があくことで、そのまま放置をすると、その穴から水分が入り、網膜剥離に進展する恐れがあります。網膜裂孔の状態なら速やかにレーザー治療を行えば進行を抑えることができます。しかし網膜剥離に進行している場合は手術療法以外に治す方法はありません。

飛蚊症でお悩みの方は多くいらっしゃると思います。病的な飛蚊症でないことを確認するためにも、一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。